第5回  習慣とは毎日すること

習慣とは毎日すること

 習慣とは毎日することです。例えば、「歯を磨く、お風呂に入る」といったもので、やらないと気持ちが悪い、落ち着かないものを指します。どんな子だって、毎日歯を磨き、お風呂に入ります。しかし、これは最初からそうだったかというと、そうではありません。子供が小さい頃、親は子供に歯を磨かせ、お風呂に入れるのに一苦労したはずです。そして、これは親が躾として子供に身に付けさせ、習慣化させたものです。

 勉強でも同じように考えてみて下さい。はじめから毎日勉強する子供はいません。歯磨きと同じように、親が子供に躾けることです。

 家庭学習の習慣化に成功している家庭では、「毎日計算ドリルを1ページ行う」「曜日ごとに復習する教科が決まっている」など、ルーティンが決まっています。

 1日5分でも構いません。習慣化は“毎日する”から始まります。