第6回  なぜ中学受験をするのか

なぜ中学受験をするのか

 「中学受験を考えた方がいいのか?」という質問をよく受けます。屋宜塾からも中学受験をしないで、難関大学に進学している公立中出身者はたくさんいます。  

 では、なぜ中学受験をするのか。それは“確率の差”です。

 実際、沖縄県でみても難関大学や医学科の合格者数は、中高一貫校が勝っています。やはり、中高一貫校が大学進学に有利なのは紛れもない事実です。

 とはいえ、中高一貫校に進学すれば、将来が約束される訳でもありません。そして、受験の合格に重きを置きすぎると、受験が終われば途端に勉強しなくなる子がいます。これでは、中高一貫校で成功することも、“確率の差”を生むこともできなくなります。

 中学受験をするかしないかは、子供の性格、進学させたい学校、親の教育方針などにもとづいて、各家庭でよくお考えになればいいことです。

 ただし、中学受験はあくまでも通過点であることをお忘れなく。