第102回 「鳥取探訪~大山と水木しげる記念館~」

「鳥取探訪~大山と水木しげる記念館~」

 

夏期講習会も終わり、夏休み期間を利用して鳥取県を探訪してきました。お隣の島根県(出雲大社や石見銀山など)には訪れたことがあるのですが、鳥取県は初めてとなります。

 今回鳥取県を選んだ理由は、「大山(だいせん)」にあります。実は最近、登山の動画にハマっていて、そこで大山の魅力が紹介されていたのです。大山は中国地方最高峰(1709m)の山となりますので、にわか登山家である私は、初心者らしく初心者向けのコースを選びました。登山届を提出し、「夏山登山道登山口」からの出発となります。5合目付近までは比較的登りやすい階段状の道が続きます。7合目あたりからは岩場が増え、険しい登りが続きます。8合目まで来るとようやく視界もひらけて、振り返ると麓の村が見えてきます。人家が豆粒ほどに感じられ、ずいぶん高いところまできたなあと実感させられます。頂上付近にさし掛かると、傾斜もすっかりゆるやかとなり、山頂(ゴール)までの木道が、まるで登山者を労わるかのように招き入れてくれます。およそ4時間で山頂までたどり着きました。山頂からは動画で見た「島根半島」や「中海」が臨め、山風に疲れも吹き飛ばされてしまいました。

日は第2の目的地である境港駅前の「水木しげるロードと水木しげる記念館」に足を運びました。道中、あの有名な「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー」の歌詞が頭の中でリフレイン。記念館の中では、水木しげるが生み出した多種多様な魑魅魍魎が鎮座しています。おぞましいはずのものが、なぜか愛嬌があるように見える、何とも不思議な空間が演出されています。お盆の休みの時期が終わっていたせいか、どこも空いていて、おススメしたい穴場の観光地でした。

 

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