第111回  中学受験、何年生から塾に入るべきか

中学受験、何年生から塾に入るべきか

 

「中学受験をしたいが、何年生から塾に入ったほうがいいのか」

 今年の入塾テストを通して一番聞かれた質問です。屋宜塾では小4までに始めるのがベストだと考えています。すると、小6からの入塾は「かなり遅い」ということになってしまいますが、個々が培ってきた学力には違いもありますので、一概に「遅い」と決めつけることもできません。実際に小6からの入塾であっても、難関中学に合格できるお子さんは毎年のようにいらっしゃいます。

 では、「なぜ小4までに始めるのがよいのか」、それには三つの理由があります。

 一つ目は、小4の履修内容が受験の範囲に含まれるからです。内容的には易しいですが、小5や小6ではほとんど触れることのない単元もあります。

 二つ目は、負担感が少ないことです。塾に入れば、通塾に要する時間、宿題をする時間など、これまでになかった負担が生じます。学年が上がるほど、通塾の回数や時間が多くなるので、それができるだけ少ない時期に始める方が、負担感も少なく済みます。

 三つ目は、友だちがつくりやすいことです。屋宜塾では小4から入塾する生徒が最も多くなります。そのため、小4はお互いが新参者であるため、友だちづくりがしやすい環境にあります。

 以上のように、学習面からすれば、小4から始めないと間に合わないということではありません。しかし、塾に入るのであれば、お子さんに「できるだけ負担感を少なくしてあげること」「スムーズに馴染めるようにしてあげること」も一考の余地があるように思われます。