第22回  開邦高・球陽高を目指す中学生へ

 開邦高・球陽高を目指す中学生へ

皆さんは開邦・球陽高が独自の入試制度を導入していることをご存知ですか?県立高校の入試には、『推薦入試』と『一般入試』という2種類の選抜方式があります。『推薦入試』は一般的に、中学校の内申点に加え、英検などの資格の取得状況、部活動や生徒会活動などの実績を記した「調査書」と「面接」で合否が決定します。つまり、学力を競う試験はありません。しかし、開邦・球陽高は他校と違い、『推薦入試』においても独自の学力検査が実施され、「調査書や面接」よりも「学力検査」の結果を重視した合否判定が行われています。

 

 また、『一般入試』(開邦高)では、共通入試300点に付加問題60点(英数国合計)が学力検査に追加されます(球陽高は付加問題なし)。付加問題とは開邦独自の試験のことで、共通入試よりも高いレベル(学校の教科書を超えるレベル)の問題が出題されています。 

 

 このように、開邦・球陽高の選抜は学力が重視され、学校の教科書のレベルを超える受験勉強が不可欠となります。

 

 さらに、平成31年度からは開邦・球陽中の1期生が高校に上がってきます。現在中学2年生の皆さんが彼らの同級生になります。彼らは『推薦入試』もない、学校の成績も関係ない、実力勝負の世界を勝ち上がってきた猛者たちです。だからこそ、彼らの実力は本物であり、同じ学び舎で競い合うことができれば、皆さんにとって大きな財産となることでしょう。彼らの中には将来県外へ出て、日本や世界を代表する組織で活躍できる人材もいるはずです。一緒に夢を語り合い、大きな刺激を受け、沖縄から広い世界へ巣立って欲しいと思います。

 

 屋宜塾生も開邦・球陽高を目指して、互いを励まし競い合っています。開邦・球陽中上がりのメンバーに後れをとらぬよう、難関高校の入試問題にも果敢にチャレンジしています。皆さんにとってはライバルであり、将来は同じ高校の仲間になるかもしれません。

 

 今改めて開邦・球陽高への思いを強くし、武者ぶるいしている諸君、屋宜塾は歓迎しますよ。『屋宜塾生として、ライバルとして、そして仲間として』互いを高め合って欲しい、それこそが屋宜塾の本懐です。