第2回  上手な子供の褒め方、叱り方

上手な子供の褒め方、叱り方

前回、目先の結果で一喜一憂しないこと、親の『忍耐』の大切さについて申し上げました。今回は、子供をどんなときに褒め、叱るべきかをお話します。

まず、やってはならないことは、その場の気分や感情で褒めたり、叱ったりすることです。そうすると子供は親の顔色をうかがいながら、勉強したりしなかったりするようになります。

勉強は気分でやるものではなく、毎日継続して行うことが、何よりも尊く、難しいのです。褒めるなら、日々しっかり努力している姿勢を褒め、叱るなら、努力を怠っている姿勢を叱って下さい。

特に、叱るときは「次はがんばる」という掛け声だけで終わらせず、なぜできなかったのか、次はどう改善するかを親子で話し合って下さい。

結果で褒めない、結果で叱らない。過程を褒める、過程を叱る。