第28回  連休に学力の貯金をつくろう!

連休に学力の貯金をつくろう!

ゴールデンウィークも中日となりました。皆さんは家族で旅行やレジャーを楽しんでおられるのでしょうか。受験学年の諸君はきっと受験勉強に勤しんでいることでしょう。

先日の説明会では、この期間に「学力の貯金」をつくってほしい、親子で勉強する機会を設けてほしいと申し上げました。本日はこのつぶやきの他に、『親子で勝てる算数テスト(5月号)』も掲載しております。是非、チャレンジしてみて下さい。

ゴールデンウィークに親子でつくる思い出は、何も遊びだけとは限りません。親子で一緒に勉強で格闘するのも一興ではありませんか。特に今回、家庭学習に取り入れてほしいのは「予習」です。小学生は算数、中学生は数学がいいでしょう。何も新たに問題集を購入する必要はありません。普段塾で使っているもので結構です。

小学生は計算ドリルを、中学生は数学のテキスト(例題や基本問題)の予習を進めて下さい。ただし、テキストには書き込まないこと。必ずもう一度復習することが必要です。予習は子供の心に余裕や優越感を生み、普段の勉強にも積極性が増します。きっと「学力の貯金」がいろんな所に良い影響を与えることでしょう。

実際に「学力の貯金」を稼ぐことで大成功した生徒がいます。今から10年ほど前ですが、小学3年生のゴールデンウィーク中に、塾の計算ドリルを終わらせた生徒がいました。その履修ページはなんと180ページを超えます。その後、3年生の冬休みには4年生の算数を始めていました。こうして着々と「学力の貯金」を増やしていき、屋宜塾から愛光中に進学し、現在は東大工学部の3年生になっています。屋宜塾の長い歴史の中でも、思い出深い伝説の生徒の一人です。

この話をよく生徒にしているのですが、今年は何とそれを上回る生徒が誕生しました。同じく小学3年生ですが、4月の段階で同じ計算ドリルを全ページ終えてきました。新しい伝説がこれから誕生するかもしれません。楽しみです。

この連休を機に、皆さんも勉強でお子さんと思い出をつくって下さい。ひょっとすると、将来屋宜塾の伝説の生徒になるかもしれませんよ。