中学受験を終えて、今何が必要か
屋宜塾生の中学受験も概ね終了しました。結果は近いうちに当サイトおよび新聞広告(2/9タイムス、2/10新報)にて発表致します。
今回は中学受験を終えた皆さんに、今何を考えておくべきかをお話します。
中高一貫の難関校(開邦・球陽・昭和薬科など)と一般の公立中では、授業のレベルや進度に大きな差があります。中学受験を経験した多くの方は、公立中の授業レベルがとても易しく感じることでしょう。屋宜塾でも中学受験経験者の多くが、公立中の定期テストでベスト10に入っています。
しかし、公立中の授業内容は、まさに教科書レベルのものですから、かりに成績が上位だとしても、難関中学に進学した同級生に学力レベルで大きく差をつけられるのが普通です。
したがって、難関中学の人たちに大きく差をつけられないためには、学校の教科書を上回る高いレベルの勉強が必要になります。具体的には、開邦高校の付加問題が8割以上解ける学力が必要でしょう。特に、これから開邦・球陽高に進学したいと考えている人は、このことを肝に銘じておく必要があります。というのも、近い将来、開邦・球陽中という難関を突破したメンバーと同級生になるわけですから。
さらに、大学受験ではセンター試験で50万人以上のライバルと競わなければなりません。競争はこれからが本番です。
屋宜塾では、志望校に合格させれば、それで終わりとは考えていません。むしろ中学や高校進学後、もっと大仰に言えば、社会に出てからが本当の競争だと指導しています。中学受験はその始まりに過ぎません。
これは屋宜塾が60年間変わらず守ってきた指導方針です。
現状に決して満足することなく、10年後の自分のために、今何が必要かを考えてみて下さい。とりわけ、中学受験を経験し夢叶わなかった皆さんにこのメッセージが届くことを願っています。