第75回 「新規募集終了のお知らせ(令和4年度)」

「新規募集終了のお知らせ(令和4年度)」

 

この度はたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。令和4年度の新規募集は3月をもって終了いたしました。今年度は欠員の有無にかかわらず、年度途中の募集は行わない予定です。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

 さて、今回もいろいろなご質問をいただきました。そのなかでも「体験入塾」に関するお問い合わせが多かったので、その件についてお話させてもらいます。

 今や体験入塾が当たり前の時代になりました。保護者様の立場からすれば、前もってお子さんの水に合うかを知りたいのも当然のことでしょう。しかしながら、屋宜塾では体験入塾を受け入れておりません。

 では、なぜ体験入塾を受け入れないのか。

 それは授業に少なからぬ影響を与えることが理由です。子供たちはとにかく好奇心旺盛で、教室に見知らぬ存在がいれば、あの子だれ?どこの学校?とばかりに、そちらに気持ちが向いてしまいます。過去の経験からも、どこかクラス全体に浮足立った雰囲気が漂います。なかには保護者様が同席されるケースもあるので、そうなると先生たちにまでその影響が及んでしまいます。授業はよそいきの授業参観そのもの。ご想像いただけるのではないでしょうか。かつて在塾生の保護者様からもこの点についてご指摘を受け、それからは体験入塾をお断りしています。

 体験入塾をご希望される方は、多くの場合、クラスの「雰囲気」を知りたいとおっしゃいます。ただ、このクラスの「雰囲気」というのは水もので、新入塾生が多いクラスでは、ガラッと雰囲気が変わることがあります。入塾前のクラスの雰囲気が、入ってからも同じとは限りません。そのため、「雰囲気」を知りたいということであれば、当サイトにある授業風景やイベントの写真からそれを感じ取っていただければ幸いです。

 ところで、屋宜塾では「入塾テスト」があります。我々は、この入塾テスト自体が大きな体験ではないかと考えます。テストの場面では、我々の最も厳しい姿を晒していますので、お子さんがそれを体験してもなお、物怖じしないようであれば、全く心配はいりません。(なかにはお母さんの足にまとわりついて、試験を受けたがらないお子さんだっていらっしゃいます。)また、テストに向けて勉強をすれば、受験への心構えも生まれます。さらに、合格すれば「自信」までついてきます。これこそが大きな体験ではないでしょうか。

 まだ先の話となりますが、令和5年度は12月1日から募集を始めます。次は体験入塾ならぬ体験テストへのチャレンジをお待ちしております。

 ※今回のつぶやきは副塾長(中西)が担当いたしました。