中学受験は決して無駄にならない
現役東大生へのアンケートで「人生で最も勉強した時期は?」というのがありました。最も多かった答えは「中学受験のとき」でした。確かにそうだと思います。
難関中学合格に必要な知識量は相当なものです。へたをすると難関中学の入試問題の方が、県立高校の入試問題よりも難しい場合があります。これだけの質と量をこなすには、塾にいる間の学習量だけでなく、家庭でのそれが勝負を決めます。
したがって、真面目に受験勉強に臨んでいる子供は、それだけでかなりの『知識の貯金』が積み立てられ、当然のように家庭学習の習慣が身に付いていきます。
家庭学習の時間が増えるとともに、テレビを見ることや友達と遊ぶことを我慢しなければならない場面が増えていきます。
この我慢が子供の理性を育て、安定したこころの成長を促します。
中学受験は小学生から『精進すること』を学ぶいい機会なのです。