「勉強をルーティン化する」
「ルーティン」とは「決まりきった仕事、日々の仕事、日課」を指します。この「ルーティン」で有名な人物にプロ野球の「イチロー選手」が挙げられます。彼は、翌日の試合の開始時刻から逆算して、寝る時間、食事の時間などのすべてのスケジュールを決めていたそうです。驚異のストイックさですが、昨年大活躍だった大谷翔平選手も食事から睡眠時間、練習方法にいたるまで、あらゆることがルーティン化されていると言われています。超一流は本当にスゴイですね。
一般人は流石にそこまでストイックになれませんが、受験でもこの「ルーティン」が必ず必要となってきます。「いかに勉強をルーティン化できるか」が合格のカギを握っていると言っても過言ではありません。
今回は「勉強のルーティン化」について、我々が普段勧めていることを紹介してみます。ポイントは、「子どもがひとりで勉強する」場合のルーティンと、「親子で勉強する」場合のルーティンを分けて決めておくことです。
●「子どもがひとりで勉強する」場合は、以下の3つを決めておきましょう。
①課題を決める
②開始時刻を決める
③目標時間を決める
具体的な例を挙げるとこんな感じです。
(例1)毎朝7時に計算問題を行う、5問程度、目標時間10分
(例2)学校から帰宅したら18時から宿題を始める、目標時間30分
●「親子で勉強する」場合は、以下の3つを決めておきましょう。
①曜日を固定する
②目的を明確にする
③合格基準(何ができたら終わりにするか)を決める
(例)毎週土曜日を復習日とし、1週間分のできなかった問題の解き直しを行う。復習が終了したら、家庭内で確認のテストを実施し、合否判定を行う。合格すれば終了(解放)!
「ルーティン」は雨の日も風の日も関係なく、継続することが大前提です。やる時は深夜まで、やらないとゼロみたいなことはやめましょう。10分でいいので、毎日継続することが一番重要です!
お父さん、お母さん、ガンバレ!!