第96回 「歴史・伝記マンガのすすめ」

「歴史・伝記マンガのすすめ」

 

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 先日「先生、最近いちばん流行りのマンガわかる?」と質問されました。数か月前の職員との会話で「『チェーンソーマン』というのが流行っている」と聞いていたので、自信たっぷりにそう答えると、「うーん、少し前かな・・・」との反応。

 生徒いわく、「正解は、『推しの子』でした!」

 この作品はアニメ化され、主題歌も大ヒットした最近一押しの「マンガ」だそうです。

 昨今は映画においても記録的なヒット作のほとんどが「アニメ」であり、ドラマの原作でもマンガ由来のものが溢れています。今や「マンガ」は最強のコンテンツと言えるでしょう。しかしながら、ひと昔前はマンガを蔑視する大人が少なくありませんでした。私の父もその類の人でした。そのため、私も子どもの頃は隠れてマンガを読んだものです。唯一お許しが出たのが、「歴史マンガ、伝記マンガ」でした。何度も読み返したので、今でも見ると懐かしい思いにさせられます。

 ところで、屋宜塾には「書棚」のある教室があります(スペースの関係上、那覇本校のみとなります)。そこには「歴史マンガ、伝記マンガ」をたくさん陳列しています。やはりこれらが一番人気のようで、手に取って読む子が多いです。

 さすれば、マンガも受験に利用しょうとばかりに日々拡充を図っています。特に「マンガ日本の歴史」はお勧めです。人物描写にリアリティ(どんな顔でどんな性格かなど)があり、より記憶に定着しやすいと思われます。6年生までに読んでおくと、歴史が得意な子になりますよ。

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