第27回  開邦高・球陽高入試、来年の募集定員80名減!

 開邦高・球陽高入試、来年の募集定員80名減!

 来年はいよいよ、開邦中・球陽中の一期生80名が高校に上がってきます。その結果、恐らく開邦高40名、球陽高40名、合わせて80名の募集定員が減らされることになるでしょう。(今年7月に決定予定)

 3年前まで開邦高の募集定員は200名(理数科・英語科計)でした。それが開邦中の新設に伴い、160名(学術探究科に統合)に削減され、来年は120名(高校からの募集定員)まで減ってしまいます。球陽高の募集定員も同じように3年前と比べると、320名(理数科・英語科計)から240名に削減されます。両校合わせると160名分の席がこの3年でなくなる勘定です。その数は開邦1校分の生徒数に相当します。

 この県立トップ2校の門戸が狭まったために、結果的に玉突きを起こし、那覇国際高、那覇高、首里高、普天間高の志願者数にも大きな影響が出ています。これらの高校を目指す諸君も、決して他人事と考えない方がいいでしょう。とにかく来年の県立高校入試は、これまで以上に厳しい環境にあると思って下さい。

 ところで、皆さんは開邦高には付加問題というものがあることをご存じですか?どれくらいのレベルか知っていますか?百聞は一見に如かず。すぐに学校の教科書レベルではないと分かるでしょう。たとえ中学校で席次1位、内申点オール5の人であっても、対策もせずに易々とできるレベルではありません。

 開邦高・球陽高の競争はこれから益々厳しくなっていきます。本当の実力がなければ合格できません。さらに、来年からは「合格さえすればそれで良い」という安易な考えも通用しないでしょう。なぜなら開邦中・球陽中一期生との競争が待っているからです。

 本当の実力を養うにはそれ相応の質と量の勉強をこなし、高い目標設定が不可欠です。屋宜塾にはそのノウハウがあり、これまでたくさんの開邦・球陽高生を輩出してきた自信があります。

 屋宜塾の新年度が始まって早1か月となりました。のんびりしている暇はありません。来年に向けたレースはもう始まっています!