第71回 「開邦中・球陽中一期生が大学受験!」

「開邦中・球陽中一期生が大学受験!」

 

開邦中・球陽中の入試が始まって早六年。いよいよ一期生が大学受験に臨みます。中学新設に刺激されてか、この間、開邦高校・球陽高校ともに難関大学の合格実績が伸びてきているように思われます。特に驚いたのは、昨年、開邦生(現役)が日本最難関の東大理Ⅲ(医)に合格したことです(この年、全国の公立高校で唯一の現役合格だったそうですね)。これは新聞でも大々的に取り上げられたので、ご存知の方も多いことでしょう。

 県外には、全国トップクラスの合格実績を誇る “名門県立(都立)高校”が存在します。例えば、2021年度の東大合格者数ランキングによると、東京都立日比谷高校63名(9位)、神奈川県立横浜翠嵐高校50名(11位)、埼玉県立浦和高校46名(15位)などが、その代表に挙げられます。隣県の鹿児島県にあっても、県立鶴丸高校(東大10名合格)が存在します。

 沖縄にもこのような名門県立高校が誕生することを、多くの県民が期待し、待ち望んでいることでしょう。そして、それが叶えば、より多くの沖縄の子供たちも、「自分たちもやればできる!」という希望や自信を持ってくれるにちがいありません。県出身者のプロスポーツ、オリンピック・パラリンピックの活躍がそうであるように。

がんばれ!沖縄の子供たち!!