「勉強好きの子供にするために」
どうすれば子供を勉強好きにできるだろうか、親ならば一度は考えたことがありますよね。勉強と堅苦しく考えると、なかなか難しいテーマになってしまいますが、親が勉強仲間(競争相手)になってあげると効果的な方法をいくつか紹介します。ご家庭でもできそうならば、一度試してみて下さい。
【その1:親子でクイズを出し合う】
昨今、テレビでクイズ番組がやっていない日はないというくらい、クイズ番組が流行っております。その中には、中学受験にも出題されそうな国語や算数、社会などの問題が扱われています。こういう番組を見ていると、家族で一緒に答えを考えたりしませんか。お父さんやお母さんが答えると子供にすごいと賞賛され、子供が答えると親は手放しで喜んでしまいます。同じようなことを家族でやってみるのです。今回のテーマは「ことわざ」。子供の持っている本や教材を範囲にして、家族でクイズ大会を開きます。今週はお父さんが担当だったので、来週はお母さん、再来週は子供というように、家族でそれぞれが得意なテーマでやってみるもいいでしょう。屋宜塾の授業でも、テーマを決めて一問一答をやると盛り上がります。同じ覚えるにしても、そこに勝敗があったり、競争相手が存在すると子供は喜ぶものです。
【その2:親子で検定にチャレンジする】
辛い受験勉強も仲間のおかげで耐えられたと、よく生徒たちが言います。時に親がその仲間になってあげることも必要です。漢検や英検に代表されるように受験勉強に役立つ検定はいろいろあります。親子でいっしょにチャレンジしてみるのはどうですか。頭ごなしに「勉強しなさい」はやめて、「いっしょに合格しよう」に変えてみる。なんと微笑ましい親子でしょうか。
【その3:親子で調べる】
勉強だけでなくテレビやインターネットの情報でも、分からないことは曖昧にせず、すぐに親子で調べましょう。「何でも知りたい、やってみたい」、どんな子供でも知識欲に溢れています。そして、知識欲が旺盛な子供は必ず学力も伸びていきます。知りたい欲求に継続的に答えてあげること、それが「子供を勉強好きにする」最も効果的な取り組みです。